運転免許取得のはなし
自分は数年前の大学生の冬、合宿で自動車学校に行きました。その時はかなり大変でしたが、思い返してみればすごく良い思い出になっています。
休暇の予定や学業・仕事の都合によっては、合宿で取ることが難しい人も居ると思いますが、自分は合宿をおすすめします。
なぜならば、恐らく合宿でなければ先程述べた「すごく良い思い出」は作れなかったと思うからです。
その他、費用面でもおすすめできます。
自分の時の費用
免許の取得の際、一番気になるのは費用かと思います。結構高額となるので、バイトをしていてもなかなか貯金が難しい額だと思います。
相場は24万円~30万円となっているようですが、自分が取得の際にかかった費用は、なんと「税込206,200円」でした。
しかも保険と3食の食事付き。新幹線代などの交通費も、卒業時に支給されました。
良心的だと思います。
合宿免許の安い時期
一般的に、学生の長期休暇の時期は料金が高いです。夏休みや春休みの時期です。
こちらは、自分が行った自動車学校の料金表です。
一番高いのは2月、3月の春休み時期。対して学校がやっている、4月以降や、10月、11月はかなり安くなっています。
上記は一例で、自動車学校や地域によってばらつきはあると思います。
自分は、サイトで調べて申し込んだので、ここで様々検索などして見てみると良いと思います。
必要書類
申し込むと、様々な案内が来ると共に、必要なものも出てきます。
自分の時は、
- 身分証明書
- 保険証
- 本籍の住民票
が主に必須となるものでした。特に本籍の住民票については、役所などで手続きしないと手に入らないので、注意です。
他にも印鑑、健康保険証のコピーも必要だったと思います。もちろん宿泊に必要なものや、筆記用具なども持っていきます。
選んで良かったおすすめの自動車学校
住んでいるところから近い自動車学校が安心かもしませんが、交通費が出るのであれば、旅行気分で遠くに行ってみるのもありだと思います。また、様々探して、好きな場所、安いところを選ぶのもありです。
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自分はおばあちゃんが新潟に住んでいて、よく遊びに行っていたので、新潟県で探しました。第二の故郷みたいな感じでもあります。
探した結果、駅やおばあちゃんの家から割と近い、「新潟中央自動車学校」を選びました。
ただ合宿中は、ホテルに居たので、一切おばあちゃんの家には行かず、会えもしませんでした。
期間中、もちろん辛かったり、勉強や教習が大変な時もあります。教官が怖い時があるのはどこでもそうです。
しかし、食事に関しては3食出ていたので、困るどころか、毎日豪華で美味しかったです。
朝はホテルでパンと飲み物が選べ、昼は自動車学校の食堂で出される味噌汁やお弁当。そして夜は、新潟駅の繁華街に沢山並ぶ飲食店で食べれます。チケット制で、色々な飲食店から満足なメニューを選べます。
自分は、寿司、マック、パスタ、中華、焼き肉、蕎麦、マグロ丼、カレーうどんなど、日替わりで食べていました。
夜しっかり食べていたせいか、睡眠も十分に取れていましたし、朝も起きれました。朝は1コマ目から教習や学科の授業がある時もあれば、昼まで予定がなくて、余裕のある日もあります。
そんな日は、街をうろつくことも出来ました。ただ学科が不安だったので、空き時間に勉強づくしだったのも事実です。
新潟中央自動車学校の特徴
自分が行った新潟中央自動車学校は、仮免や卒業検定の際に不合格になったり、検定実施日が延びて延泊となった際の、保証も充実していて、次のようなものがありました。(25歳以下・入校当時)
- 技能教習:最短時限+10時限まで保証
- 修了検定:卒業まで保証
- 卒業検定:卒業まで保証
- 仮免学科:保証なし
- 宿泊食事:最短日数+5泊まで保証
これはもう正直、免許取って下さいと言っているようなものだと思います。
入る前は、無事に取れるか不安な面もあると思いますが、検定については卒業まで保証してくれているので、自分が諦めなければほぼ取れます。
また、次のような特徴もありました。
- 建物は結構古め
- 教習車はマツダのAXELA
- 高速教習の際はベンツ
- 雪国なので、雪の中教習
- 思いやりを持った教官が多い
- ホテルの近くからシャトルバスが出ている
教官に関しては、学科の授業などでハッとさせられる、素晴らしい方も居ました。正直学校の授業より「良いな」と思った時もあります。
また自分が行った時は11月だったので、最後の方雪が降りました。卒業検定は晴れましたが、雪の残る道を走りました。
友達が出来るか
学校の友だちと2人などで行けたら安心ですが、スケジュールなども含めて難しい時もあります。
そんな時は1人で行くことになるのですが、教習先で友達も出来る場合もあります。
自分は、同じ入校日の方と初日に打ち解け、行動なども共にしていました。しかし、その方がある都合で帰ってしまい、その後はほぼ1人でした。
ただ、卒業間近になって、ある方とまた仲良くなりました。卒業検定も一緒だったので、一緒に受かって、一緒に途中まで帰れたのが、すごく良い思い出です。
その方は、学科や技能が空いている時間にゲーセンへ行っていて、女性店員に構ってもらうためにUFOキャッチャーをやりまくって、一日に何千円も散財していたそうです。最終日に明らかになりました。
なぜ合宿が良かったか
いつもとは違う場所で、旅行みたいですし、通いで取るよりも圧倒的に短期間、また費用をかけず取ることが出来ます。
また集中的に行い、学校によっては保証もあるので、高い確率で取ることが出来ると思います。
当時は旅行なんて気分では無く、大変な気持ちも多いと思いますが、過ぎて振り返ってみれば、めっちゃ楽しいことをしていたと思えます。
大好きな車を遂に自分で運転する感動もあります。
様々な状況があると思いますが、皆さんも是非、合宿免許に挑戦してみて下さい。